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国鉄キ800形貨車(こくてつキ800がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した事業用貨車(マックレー式除雪車)である。 本形式を改設計したキ900形についてもここで解説する。 == 概要 == === キ800形 === キ800形は1941年(昭和16年)の形式名変更により、キ500形(初代)を改番したものである。さらにキ500形は、1928年(昭和3年)の車両称号規程改正により、ユキ500形を改番したものである。 つまり本車は、合計2回名前を変更した車両である。 日本初のマックレー式除雪車として、1928年(昭和3年)に当時札幌鉄道局工作課長の羽島金三郎の考案により1両(ユキ500)が製作された。設計に際しカナディアン・ナショナル鉄道(CN)の技師マックレー (Kenneth Donald MacLay) の技術を参考にした。海外からの輸入車よりスタートしたラッセル式雪かき車、ロータリー式雪かき車と違い、最初から国産で始まった新車種(マックレー式)である。 製作は国鉄7350形蒸気機関車の炭水車の台枠を改造し行った。当初3軸片ボギー式であったが、後に2軸ボギー式に改造され、1959年(昭和34年)3月30日に廃車となった。 全長は7,081mm、全高は3,821mm、自重は20.0tである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国鉄キ800形貨車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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